症状重要事項
◆アナフィラキシーについて
食物アレルギーの劇症型とされているアナフィラキシーショックはアトピー性皮膚炎とはまったく別の病気です。皮膚科医では対応できない場合があります。劇症ですので生死にかかわります。食事や間食直後、あるいは30分以内に嘔吐、悪寒、過度な発汗、動悸、呼吸困難、唇が紫色となる、ふるえ、意識混濁があるなどの場合は直ちに救急車を呼び救急病院に搬送してもらってください。隊員には「アナフィラキシー」と告げ食べた内容を伝えてください。幼児の場合は思わぬ食材に反応する場合があります。成人の多くは蕎麦と甲殻類およびカキ、あるいは熱帯フルーツが要注意です。対応が適切なら注射一本で即日退院が出来る事があります。
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資料提供 日本アトピー協会